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ほうれい線を消す方法とは?

二種類のほうれい線

 今日はほうれい線についてお話しましょう。

ほうれい線は2つあります。

ほうれい線とは、解剖学的にはナゾラビアルフォールドと呼ばれるものです。解剖学的な用語は、老若男女を問わず、全ての人種に共通して認められるものを指します。

私はほうれい線とエイジングによって強調されるエイジングを2つに分けて考えています。ほうれい線を一括りに消したい場合には、ほうれい線を消したい理由や気になる背景について詳しくヒアリングするようにしています。

20代や30代でほうれい線が気になる場合は、解剖学的に存在するほうれい線自体が気になることが多いです。具体的には、頬骨が張り出しているなどの理由でほうれい線がくっきりと出ている人々です。

このようなほうれい線は10代の頃から気になっていることもありますね。

このような場合、修正方法は美容外科的な方法しかないと思います。私は個人的には、生まれつきあるものであれば、それを愛して受け入れることが一番良いと考えています。

何らかの手段で変える場合は、それには美容外科的な手法が必要となります。最も手軽な方法としては、ヒアルロン酸を使ってほうれい線を埋める方法があります。

それと、もう一つ大切な点があります。それは、エイジングによって強調されるほうれい線についてです。エイジングした顔の場合、どのような変化が起こるのかというと、脂肪組織がたるんできます。

また、筋膜であるSMASもたるみますし、当然ながら皮膚もたるんできます。ただし、ほうれい線の部分にはホールドされている筋肉がありますので、顔が下に垂れてくるとしても、それにホールドされているため、しわが深くなっていく様子がほうれい線の特徴となります。

この特徴を理解した上で、治療法が存在します。

具体的には、ほうれい線をホールドしている3つの筋肉に注目し、上から物が落ちてくるという場合には、引き上げることが有効です。リフティングと呼ばれる方法があります。具体的には、糸を使用したリフトやフェイスリフト、切るリフトなどの方法があります。

また、若い方で生理的に存在するほうれい線には、ヒアルロン酸を使用して埋める方法も選択肢の一つです。さらに、肌の再生医療によって皮膚そのものがたるんでくる場合には、皮膚の張りを回復させてほうれい線を目立たなくする手法もあります。

ただし、ほうれい線と言っても、前提条件があります。エイジングによるほうれい線と、エイジングとは関係のないほうれい線では、ほとんどの場合、ヒアルロン酸が唯一の手法となります。よくある症例としては、20代でほうれい線が気になるためにフェイスリフトを行ってしまったというものがあります。


もうほとんど変化がなく、傷だけが残っているという状況になります。エイジングに対しては効果的な方法もあります。たとえば、肌の再生医療などもその一つです。ただし、肌の再生量ではなく、ベースリフトや糸を使用したスレッドリフトなど、これらはエイジングによるほうれい線に対して有効ですが、元々解剖学的にできてしまったほうれい線には効果がありません。

こういった治療を受けてもほうれい線がなかなか消えないという人もいると思います。傷だけが残ったり、お金だけ失ってしまったりという状況に陥ることもありますので、自身のほうれい線がどのようなものかをちゃんと教えてくれる医師のもとでほうれい線の治療を受けることが良いと思います。

あくまで自身のほうれい線があるから、ほうれい線の治療にはフェイスリフトやスレッドリフトなどといった方法があるという考え方で、20代でこのような治療を受けることは考え直すべきだということをお伝えしたいです。

エイジングによっても、先ほど言ったようにヒアルロン酸を注入することやフェイスリフト、スレッドリフト、そして肌の再生医療なども選択肢になりますが、フェイスリフトを行う場合には注意点もありますので、それについてもお話ししましょう。

特に手術的なフェイスリフトではなく、糸を使用した引き上げではなく、手術的にフェイスリフトを行いほうれい線を消したいと考える人がいます。

確かに、ここの部分がエイジングによってたるんできてほうれい線ができると、縫い縮めたりほうれい線を消したりしようと考える人もいますが、これは少し危険ですね。

皮膚の再生医療とは、根本的にほうれい線ができる原因である皮膚のたるみや弾力性の喪失を修復することで、ほうれい線をなくすことを目的とした治療法です。

肌の再生医療に取り組んでいる人々は、肌の再生医療について良いことばかり言う傾向がありますが、欠点や課題についてもお話しすることが重要だと思います。

エイジングによって出てきたほうれい線は、皮膚の老化によるたるみや重力による影響だけではありません。脂肪組織も弾力性を失って下に落ちてきますし、露出と呼ばれる筋膜もたるみます。肌の再生医療では、修復可能なのは皮膚だけです。

下の脂肪組織や筋膜は修復できません。ただし、最も大きな要素となっているのは皮膚の老化であり、ほうれい線に最も影響を与えます。そのため、皮膚だけを修復することで、脂肪組織のたるみや筋膜には触れずに、針で皮膚を引き締める方法でもかなり効果的になるのです。


ただし、皮膚の再生量だけでは、ほうれい線が完全に20歳のようになるとは考えないでください。なぜなら、脂肪層のたるみや解剖学的な位置の変化が影響している場合もあるからです。

今日はほうれい線についてお話しました。

一つは、元々持っている解剖学的なほうれい線が若い年齢層で気になる場合です。この場合、対処法は削るなどの解剖学的な位置修正しかありません。

もう一つは、エイジングによって出てくるほうれい線です。これにはさまざまな方法があります。肌の再生量、スレッドリフト、フェイスリフトなど、さまざまな手法が存在します。

驚くべきことは、ほうれい線というキーワードで、エイジングによるほうれい線と若い年齢層でのほうれい線を一緒くたに考えてしまい、ほうれい線の治療=ヒアルロン酸やフェイスリフトといった1対1の対応だと思ってしまうことです。

私たちはどれを選べば良いか迷ってしまいますが、このような情報を参考にして、自身のほうれい線に問題がある場所やどのような治療が適しているかを考える参考にしていただければと思っています。